モノづくり情報ブログ

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大人にも春休みがほしいですね(笑) さて、67号は「充電チェアのボトムカバーにウエイトを取り付ける」です。

1.パーツと手順の確認

最初にパーツを確認します。透明のプラパーツは、梱包材かと思っていたら、パーツ(ウエイトカバー)でした! 捨てないように注意。充電チェアのパーツのほあ、特別付録のQ-boのコマもあります。なお、M2×4.5mmなべネジは今号では使用しないとのことなので、袋から出さずに保管しておきます。


2.ボトムカバーの左側にウエイトを2つ取り付ける

ウエイトの表と裏を確認します。丸みがある面が表で、平らな面が裏です。

ボトムカバーを用意し、ウエイトの1つを右側の円柱にセットします。ウエイトは、表を上にします。

同様に、もう1つのウエイトも重ねてセットします。

写真では見づらいのですが……ウエイトカバーをかぶせます。

M2×5mm座金付きネジ2本で固定します。

3.67号の組み立て完成!

以上で67号の組み立ては終わりです。迷うことなく、さくっと終わりました!

次回は「CR1220」のボタン電池が必要とのことなので、用意しておきます。

それではまた、68号で。

桜が舞い散る強風です! さて、66号は「顔を組み立て、充電プラグケーブルを充電チェアに取り付ける」です。少しは顔っぽくなると嬉しいです(笑)。

1.パーツと手順の確認

最初にパーツを確認します。充電プラグホルダー、M2×10mm皿ネジ3本、口-画像処理ケーブル3本えす。また、今号は2冊目となる『Robi English Book』と、Q-bo型のコマ2個が付録で付いています! 

保管しておいたパーツを用意します。下半身、右ボディ、頭部、フェイスカバー(と目)。それから取り外して保管しておいたM2×4.5mm皿ネジ6本。

さらに、充電チェアと充電制御ボード。用意するものが多いですね!

2.口に「口-画像処理ケーブル」を取り付ける

前回組み立てた、目がつながった口を用意し、口-画像処理ケーブルの、コネクタの表(白い面)を手前に向けます。

口のLEDボードにある基板に、口-画像処理ケーブルのコネクタをしかりと差し込みます。

3.左右のヘッドフレームを取り外す

頭部を用意し、ヘッドフレームとバックヘッドカバーを留めている左側の2本のネジ(M2×4.5mm皿ネジ)をゆるめて抜きます。抜いたネジはなくさないように保管しておきます。

右側も同様に、2本のネジをゆるめて抜きます。

組み合わせている突起(位置合わせガイド)を外して、バックヘッドカバーを取り外します。

右ヘッドフレームとネックフレームを留めている2本のネジ(M2×4.5mm皿ネジ)をゆるめて抜き、右ヘッドフレームを取り外します。

左ヘッドフレームも同様にネジをゆるめて抜き、左ヘッドフレームを取り外します。取り外したネジはすべて、きちんと保管しておきましょう。

4.左目とフェイスカバーをヘッドフレームに取り付ける

目と口を用意し、裏側を手前に向けます。

写真のように、左目を左側に持っていき、次に右目を右側に持っていきます。右目のケーブルが上になって、クロスする感じですね。

左ヘッドフレームを用意し、フレームと、左目の位置合わせガイドを確認します。なお、左右のヘッドフレームを間違えないように気をつけましょう。左ヘッドフレームの裏側には、「L」の刻印があります。

位置合わせガイドの突起と穴をきちんと組み合わせて(ズレているとうまくネジが締まりません)、保管しておいたM2×4.5mm皿ネジ2本で固定します。なお、今回は右目は固定しません。あとの号で取り付けるとのこと。

フェイスカバーとヘッドフレームの位置合わせガイドを確認し、組み合わせます。保管しておいたM2×4.5mm皿ネジ2本で固定します。

反対側も同様にM2×4.5mm皿ネジで固定します。

5.ボディのヘッドベースに頭部を取り付ける

右ボディを用意し、ヘッドベースの前方を上げます。

頭部を用意し、目-口ケーブルをフェイスカバーのほうに押しつけておきます。

右ボディ(ヘッドベース)と頭部(ヘッドフレーム)を上から見て、それぞれ4つの位置合わせガイドとネジ穴を確認します。

位置合わせガイドを組み合わせて、先ほど取り外したM2×4.5mm皿ネジ4本で固定します。このときも、位置合わせガイドをきちんと組み合わせることがポイントです。

ロビ本体の組み立ては以上です。今回は充電チェアの組み立てもあるので、盛りだくさんですね!


6.充電チェアに充電プラグケーブルを取り付ける

充電制御ボードを用意し、充電プラグケーブルのコネクタの根元を押してツメを上げ、ケーブルを抜きます。

充電チェアを用意し、背面の穴に充電プラグケーブルを通します。上から下に、白いコネクタから通します。

ロビの下半身を用意し、脚を開いてヒップカバーにある充電ジャックに差し込みます。

脚を閉じてひざを伸ばした状態にし、充電チェアに座らせます。お尻と太ももを充電チェアにピッタリくっつけます。

お尻と太ももとが浮かないように気をつけながら、ひざをまげて脚をおろし、かかとを床につけます。

後ろからも見て、お尻が充電チェアに密着していることを確認します。また、充電チェアにある2つのネジ穴も確認しておきます。

充電プラグホルダーを用意し、2つのネジ穴と、平らなツメを確認します。

ツメのあるほうを下にして、円弧を充電チェア側に向けて持ち、ネジ穴を合わせて差し込みます。

充電チェアとロビの腰が密着していることを再度確認し、M2×10mm皿ネジ2本でしっかりと固定します。

固定できたら、充電チェアを片手で押さえ、ロビの下半身を持ち上げて充電プラグから抜きます。

7.66号の組み立て完成!

以上で66号の組み立ては完成です。ロビらしい顔に少し戻ったのですが、もう一息ですね……。

使わなかった口-画像処理ケーブル2本は保管しておきます。充電制御ボードはピンクのぷちぷちに入れて、バックヘッドカバーは傷つきやすいので、これもぷちぷちに包んで丁寧に保管しておきます。


ロビ2は80号まで届きましたね! このブログでの完成は少し先となりますが……また、67号で。

あっという間に2019年3月となりました……。さて、65号は「口のLEDボードをフェイスカバーを取り付ける」です。

1.パーツと手順の確認

最初にパーツを確認します。口のLEDボード、口カバー、M2×4.5mmなべネジ3本です。

保管しておいた保護シール、頭部、右目と左目を用意します。

2.口のLEDボードに左右の目を接続する

まず、左目と右目を確認します。ケーブルが1本接続されているのが左目、2本接続されているのが右目です。

口のLEDボードを用意し、コネクタを上にします。左目は、ケーブルのコネクタの表(白い面)を手前に向けます。

口のLEDボードの右側のコネクタに、左目のケーブルを接続します。コネクタのフチを押さえて、奥までしっかりと差し込むことがポイントです。

しっかり差し込まれているか、表と裏から見て確認しましょう。差し込みがゆるいと、組み立てている途中で抜けてしまうおそれがあります。裏面から見て、金属のピンが見えていなければOKです。

続いて右目を用意し、左目と同じようにコネクタの表(白い面)を手前にして、口のLEDボードの左側のコネクタに接続します。

しっかりと奥まで差し込みます。

3.口カバーを口(フェイスカバー)に取り付ける

頭部を用意し、フェイスカバー(顔の白いパーツ)を固定している左右2カ所のネジを確認します。

確認した4本のネジをゆるめて抜き、フェイスカバーを取り外します。抜いたネジ(M2×4.5mm皿ネジ)はあとで使うとのことなので、なくさないように保管しておきます。

フェイスカバーの口の形と、口カバーの凸部分の形を確認します。同じ形になっています。

内側を手前に向けて持ち、口カバーを用意します。口カバーの口の凸部分を、フェイスカバーの穴に合わせて差し込みます。

口カバーは透明なので、写真では分かりづらいですが……しかりと差し込みます。

表から見たら、こんな感じです。

4.口のLEDボードをフェイスカバーに取り付ける

フェイスカバーと口のLEDボードを用意し、写真のように置きます。それぞれ2カ所のネジ穴を確認します。

ネジ穴を合わせて、口のLEDボードをフェイスカバーに重ね、M2×4.5mmなべネジ2本で固定します。

保護シールを1枚用意し、口のLEDボードの中央にあるLEDに貼ります。

5.65号の組み立て完成!

見た目ちょっとこわいですけど(笑)……目と口をフェイスカバーに取り付けました!

それではまた、66号で。





ついに……電気毛布を買いましたが、まだ活躍の機会はありません。さて、64号は「目にケーブルを接続し、充電チェアにサイドカバーを取り付ける」です。

1.パーツと手順の確認

最初にパーツを確認します。充電チェアのパーツと、ケーブルが2種類3本、ネジ3本です。

保管しておいた左右の目と、充電チェアを用意します。

2.左目にケーブルを1本、右目に2本接続する

まず、左目と右目を確認します。コネクタが1つあるのが左目、3つあるのが右目です。

続いて、2種類のケーブルを確認します。太いケーブル(目-口ケーブル)と細いケーブル(リモコン-右目ケーブル)があり、いずれも、片方のコネクタの表が見えるように置いたとき、逆側のコネクタは裏になります。

左目を用意し、基板の平らにカットされている部分を右に、目-口ケーブルの裏を左にして持ちます。

そのままの向きで基板のコネクタにケーブルのコネクタを差し込みます。ケーブルのコネクタのフチを押さえて、しっかりと差し込みます。

右目を用意し、基板の平らにカットされている部分を右に、目-口ケーブルの表を左にして持ちます。

そのままの向きで、基板の右端のコネクタにケーブルのコネクタを差し込みます。コネクタのフチを押さえて、しっかりと差し込みます。

基板の平らにカットされている部分を上にし、リモコン-右目ケーブルの表を左にして持ちます。

そのままの向きで、基板の右端のコネクタにケーブルのコネクタを差し込みます。コネクタのフチを押さえて、しっかりと差し込みます。左右の目の組み立て作業は以上です。

3.充電チェアにサイドカバーを取り付ける

ここからは充電チェアの組み立てを行います。右サイドカバーを用意し、充電チェア右側面の溝にスライドさせるようにしてはめます。

底面を手前にして持ち、ネジ穴を確認します。

M2×4.5mmなべネジで固定します。

左サイドカバーを用意し、充電チェアの左側面に、同様にしてはめます。

底面を手前にして持ち、M2×4.5mmなべネジで固定します。

4.64号の組み立て完成!

左右の目にそれぞれケーブルを接続し、充電チェアの再度のカバーを取り付けました。

左右の目は、これまで保管していたピンクのぷちぷちに入れて保管しておきます。

それではまた、65号で。

更新ペースを上げています! さて、63号は「右目に赤外線送受信ボードを取り付け、充電チェアの組み立てを始める」です。

1.パーツと手順の確認

最初にパーツを確認します。今号から、充電チェアの組み立てが始まるんですね。

保管しておいた、新しい黒目と反射テープ、頭部を用意します。

2.頭部から右目を取り外す

頭部を用意し、右側を手前に向けて、目を固定している2本のネジを確認します。

2本のネジをゆるめて抜き(M2×4.5mm皿ネジ)、右目をそっと外します。ネジはあとの号で再度使うとのことなので、ケースに保存しておきます。

目のフレームの内側に指を入れて、黒目を押し出して外します。このとき、白目とシルバーのパーツが分離しないように気を付けます。

外した黒目に油性ペンで×印を付けます。もう使わないので捨ててもいいとのことですが、とりあえず保管しておくことにします。※使う黒目を間違えないように注意!

3.新しい黒目を作る

新しい黒目の作り方は、前回の左目と同じですね。新しい黒目を用意し、側面にポッチがあることを確認します。これが、新しい黒目の目印です。

表面の透明のビニールにある3カ所のタブを確認します。

反射テープを用意し、裏紙をはがして黒目の側面に貼り付けていきます。3箇所のビニールのタブを貼りつけないように気を付けましょう。

古い黒目を外したフレームに、新しい黒目をはめます。

奥までしっかりと差し込みます。

ビニールの3カ所のタブが外に飛び出していることを確認します。

4.右目に赤外線送受信ボードを取り付ける

アイサポーターを用意し、穴の一部が円弧、反対側が直線になっていることを確認します。

先ほど組み立てた新しい目を用意し、裏側を手前に向けて、フレームの出っ張りがある部分を右にします。アイサポーターの直線を右にして持ちます。

そのままの向きで、アイサポーターを新しい目にはめます。

目のフレームの出っ張りを右にし、赤外線送受信ボードを用意して基板の平らにカットされた部分を左にして持ちます。

そのままの向きで、2つのネジ穴を合わせて目のフレームの上に赤外線送受信ボードを重ねます。

M2×4.5mmなべネジ2本で固定します。以上で右目の完成です。

5.充電チェアの組み立てを開始する

LEDカバーを用意し、側面が台形のような形になっていることと差し込む方向を確認します。

フロントカバーを用意し、細い四角い穴に、内側からLEDカバーを差し込みます。

差し込む向きを間違えないように気を付けましょう。正しい向きで差し込めば、ぴったり入ります。

落下して紛失するのを防ぐため、マスキングテープで仮留めしておきます。

バックカバーを用意し、バックカバーの2つのネジ穴と、フロントカバーの円柱状のネジ穴を確認します。

ネジ穴を合わせて差し込み、パーツを組み合わせます。

底面から見る向きで持ち、2つのネジ穴を確認します。

M2×4.5mmなべネジ2本で固定します。

6.63号の組み立て完成!

右目と、充電チェアの前後のカバーが完成しました。

右目は、赤外線送受信ボードが入っていたピンクのぷちぷちに入れて保管しておきます。

それではまた、64号で。

Q-boを電源オフにするときの声が好きです(笑)。さて、62号は「左目に人感センサーを取り付け、絵本スタンドを完成させる」です。

1.パーツと手順の確認

最初にパーツを確認します。ネジが1種類なのでホッとしましたが、苦手なテープがあります……。

保管しておいた、頭部と絵本スタンドを用意します。

2.頭部から左目を取り外す

頭部を用意し、左側を手前に向けて、目を固定している2本のネジを確認します。

2本のネジをゆるめて抜き(M2×4.5mm皿ネジ)、左目をそっと外します。ネジはあとの号で再度使うとのことなので、ケースに保存しておきます。

目のフレームの内側に指を入れて、黒目を押し出して外します。このとき、白目とシルバーのパーツが分離しないように気を付けます。

外した黒目に油性ペンで×印を付けます。もう使わないので捨ててもいいとのことですが……一応とっておくことにします。

3.新しい黒目を作る

新しい黒目を用意し、側面にポッチがあることを確認します。これが、新しい黒目の目印です。

写真では分かりづらいですが……表面の透明のビニールにある3カ所のタブを確認します。

反射テープを用意し、裏紙をはがして黒目の側面に貼り付けていきます。3箇所のビニールのタブを貼りつけないように気を付けましょう。

古い黒目を外したフレームに、新しい黒目をはめます。

ビニールの3カ所のタブが外に飛び出していることを確認します。

4.左目に人感センサーを取り付ける

センサーホルダーA、Bを用意します。センサーホルダーAには小さな突起、センサーホルダーBには小さな穴(位置合わせガイド)があることを確認します。また、円弧の上に切り欠きがあります。

人感センサーを用意し、基板の角が平らにカットされた部分を下にして持ちます。黒い円柱の左右に、LEDが付いています。

センサーホルダーBを用意し、切り欠きを下にして持ちます。人感センサー右側のLEDに切り欠きをかぶせるようにしてはめます。

センサーホルダーAを用意し、切り欠きを下にして持ちます。人感センサー左側のLEDに切り欠きをかぶせるようにして、センサーホルダーの位置合わせガイドを組み合わせます。

先ほど組み立てた新しい目を用意し、裏側を手前に向けて、フレームの出っ張りがある部分を左にします。人感センサーの基板が平らにカットされた部分を右にして持ちます。

そのままの向きで、黒い円柱部分を新しい目にはめます。2つのネジ穴を合わせます。

M2×4.5mmなべネジ2本で固定します。ネジ穴がずれていると、スムーズに締められないので、きちんと合わせて交互に少しずつ締めていきます。以上で左目の完成です。

5.絵本スタンドを完成させる

ここからは、絵本スタンドを組み立てます。ボトムパネルの裏(底面)にある4つの円いくぼみを確認します。

すべり止めシール(絵本スタンド用)を用意し、円いくぼみに貼ります。

4カ所とも貼ったら完成です。

6.62号の組み立て完成!

左目と、絵歩スタンドが完成しました!

48号で届いた『ロビのぼうけん』を載せてみました。バッチリですね!

新しい目1つと、反射テープ1枚(と予備2枚)は、使わなかったので保管しておきます。また、左目は、人感センサーが入っていたピンクのぷちぷちに入れて保管しておきます。

それではまた、63号で。

お久しぶりです。すっかり秋ですね。さて、61号は「ヘッドベースを取り付け、動作テストを行う」です。

1.パーツと手順の確認

最初にパーツを確認します。ネジの種類が多いので、間違えないように気を付けないとですね。また、ロビのパーツのほか、絵本スタンドのパーツもあります。

保管しておいたパーツを用意します。ACアダプター、バッテリー、右ボディ、下半身、電源制御ボード(ボトムボディカバー)、充電制御ボード、Q-bo(!)、絵本スタンドを用意します。盛りだくさんですね~。

2.2つのサーボホーンを取り付ける

スライダーサーボホーンを用意し、表面と裏面を確認します。Dカットの円の周囲がなめらかなほうが表で、二重円になっているほうが裏です。

右ボディを用意して、(14)首(左)サーボモーターのシャフトに、Dカットの位置を合わせてスライダーサーボホーンをしっかりと差し込みます。

続いてクランクサーボホーンを用意し、表裏を確認します。Dカットの円の周囲が二重円になっているほうが裏です。また、裏面は、2つのネジ穴部分が段差になっています。

右ボディを反対に向けて、(15)首(右)サーボモーターのシャフトに、Dカットの位置を合わせてクランクサーボホーンをしっかりと差し込みます。このとき、裏面の段差にネッククランクアームの先端をかみ合わせ、2つのネジ穴を合わせます。

M2×6mmなべネジ2本で締めます。

3.ヘッドベースを取り付ける

右ボディの背面を手前に向けて置き、ヘッドベースと写真のような位置関係にします。

ヘッドベースの中央の大きな円い穴に、右ボディの上から出ている音声認識ボードケーブルを通します。

右ボディの背面側にある切り欠きにヘッドベースの角を合わせ、ネジ穴を合わせます。M2×6.2mmステップネジで固定します。締めすぎを防ぐために、締め終わりから半周ほど戻してゆるめます。

右ボディの正面を手前に向け、ヘッドベースの先端にあるネジ穴と、ネックサーボホルダーのネジ穴を合わせ、M2×6.7mmステップネジで固定します。このネジも、締め終わりから半周ほど戻してゆるめます。

ヘッドベースの後方を持って、左右を上下に動かしてなめらかに動くかどうかチェックします。問題ないようです。

(14)首(左)サーボモーターのシャフトに取り付けたスライダーサーボホーンの楕円形の穴と、ヘッドベースの側面にあるネジ穴を合わせます。

M2×12mmステップネジで締めます。

ネジ頭がスライダーサーボホーンから4~5mmほど突き出る位置まで締めます。

4.「Q-boのココロ」(microSDカード)をロビにセットする

50号で完成したQ-boですが、Q-boのココロ(microSDカード)にロビのテスト用プログラムが入っているとのことで、いったん取り出します。

Q-boの電源がオフになっていることを確認して、Q-boのボディを左に回し、少し持ち上げて傾けます。ケーブルが接続されているので、そっと傾けましょう。

microSDカードを一度押し下げると浮いてくるので、まっすぐ上に抜いて取り出します。Q-boのボディはいったん組み合わせておきます。このとき、ケーブルを挟まないように気を付けましょう。

ロビの右ボディのマイコンボードを手前に向けて持ち、いちばん奥にあるmicroSDカードスロット(差し込み口)にmicroSDカードを差し込みます。microSDカードは、ロゴ面を上、金属面を下に向けます。

5.バッテリーを充電する

ロビの動作テストを行うために、まずバッテリーを充電します。充電のために基板類を扱うので、静電気や水ぬれ、衝撃などに気を付けて、広い机の上で行います。

まず、充電制御ボード(ボトムボディカバー)と下半身を用意して、電源制御ボードの端(写真では上)のコネクタに、下半身からの充電ジャックケーブルを接続します。表(金属が見えていない面)を上にして差し込みます。

バッテリーを用意し、逆の端(写真では下)のコネクタに接続します。裏(金属が見えている面)を手前にして差し込みます。

充電制御ボードを用意し、充電プラグケーブルのプラグを、ヒップカバーの底面にある充電ジャックに差し込みます。

ACアダプターを用意し、充電制御ボードのジャックに、ACアダプターのプラグを差し込みます。

ACアダプターをコンセントに差し込みます。すると、充電制御ボードの緑と赤のLEDが点灯します。

充電が終わると、赤のLEDが消えて、緑のLEDのみが点灯します。だいたい1時間くらいで充電できました。

充電が終わったら、ACアダプターをコンセントから抜き、充電制御ボードのジャックからプラグを抜きます。

ヒップカバーから充電プラグも抜きます。

下半身からの充電ジャックケーブルを電源制御ボードから抜きます。このとき、ケーブルのコネクタの根元を押して、ツメを上げて引き抜きます。バッテリーは接続したままにします。

6.動作テストを行う

マフラーの電源が[OFF]になっていることを確認します。

電源制御ボードの真ん中のコネクタに、右ボディからのスイッチケーブルを接続します。裏(金属の見えている面)を手前に向けて差し込みます。

片手にバッテリーと充電制御ボードを乗せて、右ボディを下から支えるように持ちます。右腕は下げておきます。

もう片方の手でマフラーを持ち、電源を[ON]にします。「テスト中だよ」というロビの声が聞こえて(初めてのロビの声!!)、ヘッドベースが上下に動き、右ひじが外に動きます。ひじが元に戻り、首が右を向いて上腕が外に動きます。上腕が元に戻り、肩の関節が回転します。元の姿勢に戻って、今の動きを繰り返します。

ちょっとカクカクした動きなのですが……動作テストでは、この動きで問題ないとのこと。マフラーの電源を[OFF]にします。

電源制御ボードからスイッチケーブルを抜きます。コネクタの根元を押して、ツメを上げて引き抜きます。同様に、電源制御ボードからバッテリーのコネクタも引き抜きます。最後に、ロビのマイコンボードからmicroSDカードを引き抜きます。押しても飛び出してこないので、フチをツメに掛けて抜きます。

Q-boにmicroSDカードを戻します。ボディを組み合わせる際、ケーブルを挟まないように注意しましょう。以上でロビの動作テストは完了です。

7.絵本スタンドを組み立てる

ここからは絵本スタンドの組み立てです。絵本スタンドとボトムパネル(絵本スタンド用)を用意し、6つのネジ穴とその上にある細長い2つの位置合わせガイドを確認します。

ネジ穴を合わせて、2つのパーツを組み合わせます。

底面を上にして、M2×6mm皿ネジ2本で固定します。

8.61号の組み立て完成!

久しぶりの組み立て作業でしたが、かなりのボリュームでした。無事に動作テストが終わってホッとしています。ロビの声、可愛いですね♪

絵本スタンドは次号で完成するようですね。

それではまた、62号で。

しばらく不定期更新となりそうです。さて、60号は「首(左)サーボモーターにID番号を書き込み、首に取り付ける」です。

1.パーツと手順の確認

最初にパーツを確認します。60号はサーボモーター(首(左)用)1つです。

保管しておいた保護シール、サーボモーター見分けシール、テストポインター、サーボケーブル(70mm)、スポンジ、ヘッドスタンド、右ボディ、首(右)サーボモーター(ID番号「15」)を用意します。用意するものがたくさんですね!

2.サーボモーターにサーボケーブルを接続する

首(左)サーボモーターの4本のネジを抜いて裏ぶたを外します。左側のコネクタに、59号で提供されたサーボケーブル(70mm)を接続します。

コネクタとケーブルの付け根部分に保護シールを貼ります。

裏ぶたの左側の四角い穴にケーブルを通し、再び裏ぶたを合わせたら、輪ゴムで仮留めします。4本の長いネジはなくさないように保管しておきます。

3.サーボモーターの動作テストをしてID番号「14」を書き込む

ヘッドスタンドを用意し、電源が[OFF]になっていることを確認して、サーボモーターのケーブルを接続します。シャフトにテストポインターを取り付けます。

電源スイッチを[ON]にし、LEDの[1]が点滅していることを確認して[TEST/SET]スイッチを1回押します。シャフトが左→右→元の位置と動くことを確認したら、[UP]スイッチを13回押してLEDの[10]と[4]を点灯させ、[TEST/SET]スイッチを長押ししてID番号を書き込みます。

4.ID番号の書き込みの確認と動作テストをする

いったん電源スイッチを[OFF]にし、再び[ON]にします。[UP]スイッチを13回押して、LEDの[10]と[4]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、テストポインターが回転することを確認します。

確認が終わったら、電源スイッチを[OFF]にして、テストボードからケーブルを外します。テストポインターも外します。サーボモーター見分けシールの「14」を用意し、シャフトの左に貼ります。シールをすべて貼り終えました!

5.ネックフレームの隙間にスポンジを詰める

右ボディを用意して左側面を手前にして置き、首の上から出ている2本のケーブルを背面側(写真では右側)に寄せます。

ネックフレームの正面側の隙間にスポンジを差し込みます。

フレームから飛び出さない高さまで差し込みます。

6.首(左)サーボモーターを首に取り付ける

首(左)サーボモーター(ID番号「14」)を用意し、仮留めしていた輪ゴムを外して裏ぶたを取り外します。

首の上から出ているサーボケーブルを、空いているほうのコネクタに接続します。

コネクタとケーブルの付け根部分に保護シールを貼ります。

ネックホルダー左側にある大きな切り欠きに、音声認識ボードケーブル(太いほうのケーブル)を通します。

次に、首(下)サーボモーターを、シャフトが右下になる向きで持ち、サーボケーブルを右のほうに向けます。

ネックホルダーの右側にある小さな切り欠きに、クロスさせたサーボケーブルを通します。

下側の首から接続したケーブルと、上から出ているケーブルを挟まないように気を付けながら、首(下)サーボモーターをネックサーボホルダーと組み合わせます。このとき、音声認識ボードケーブルが右側(背面側)に寄っていて、左側(正面側)に隙間があることを確認します。

保管しておいたサーボモーターの長いネジ4本を使って、首(下)サーボモーターを固定します。

7.ID番号の確認と動作テストをする(その1)

ヘッドスタンドの電源が[OFF]になっていることを確認し、首の上から出ているサーボモーターのケーブルを接続します。

1)腰サーボモーター(ID番号「12」)をテスト

ボディを底面から見る向きで持ち、腰サーボモーター(ID番号「12」)のシャフトにテストポインターを取り付けます。電源スイッチを[ON]にし、[UP]スイッチを11回押してLEDの[10]と[2]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、テストポインターが回転することを確認します。

2)首(下)サーボモーター(ID番号「13」)をテスト

ボディを上から見る向きで持ち、[UP]スイッチを1回押してLEDの[10]と[3]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、ネックサーボホルダーが回転することを確認します。

3)首(左)サーボモーター(ID番号「14」)をテスト

首(左)サーボモーターのシャフトにテストポインターを取り付けます。[UP]スイッチを1回押して[10]と[4]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、テストポインターが回転することを確認します。

確認が終わったら、電源スイッチを[OFF]にして、テストボードからケーブルを外します。テストポインターも外します。


8.首(右)サーボモーターを首に取り付ける

首(右)サーボモーター(ID番号「15」)を用意し、4本の長いネジを抜いて裏ぶたを取り外します。4本のネジはこのあと使いますが、この裏ぶたはもう使用しないとのこと。

サーボケーブルのコネクタに貼っている保護シールをはがします。

基板が浮かないように基板のフチを押さえ、サーボケーブルを真上に引っ張って取り外します。引っ張って外すのって、けっこう緊張しますね……。基板が浮くこともなく、無事に外れました。外したサーボケーブルはもう使用しないとのこと。でも一応、保管しておくことにします。

今サーボケーブルを取り外したコネクタに、首から出ているサーボケーブルを接続します。

コネクタとケーブルの付け根部分に保護シールを貼ります。

ボディの背面を手前に向けて置き、上から見て、背面の右側にある切り欠きにサーボケーブルが通るようにして、首(右)サーボモーター(ID番号「15」)をネックサーボホルダーに組み合わせます。このとき、シャフトは背面側になる向きで合わせます。ケーブルを挟まないように注意して組み合わせましょう。

先ほど抜いた4本の長いネジで固定します。

9.ID番号の確認と動作テストをする(その2)

ヘッドスタンドの電源が[OFF]になっていることを確認し、底面側から出ている腰サーボモーター(ID番号「12」)のケーブルを接続します。腰サーボモーターのシャフトにテストポインターを取り付けます。

先ほどと同様に、

1)腰サーボモーター(ID番号「12」)

2)首(下)サーボモーター(ID番号「13」)

3)首(左)サーボモーター(ID番号「14」)

の順に動作テストを行います。確認できたら、首(右)サーボモーター(ID番号「15」)のテストを行います。

首(右)サーボモーター(ID番号「15」)のシャフトにテストポインターを取り付けます。[UP]スイッチを1回押して、LEDの[10]と[5]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、テストポインターが回転することを確認します。

確認が終わったら、電源スイッチを[OFF]にして、テストボードからケーブルを外します。テストポインターも外します。


10.腰サーボモーターのケーブルをマイコンボードに接続する

マイコンボードの左端のコネクタ(「BODY」と印字)を確認します。

左端のコネクタに、腰サーボモーター(ID番号「12」)のケーブルを接続します。

コネクタとケーブルの付け根部分に保護シールを貼ります。

11.60号の組み立て完成!

以上で60号の組み立ては完成です。動作テストの繰り返しが多かったですが、盛りだくさんでしたね! サーボモーターからケーブルを引っ張って抜くのがちょっと緊張したのと、動作テストの際、接続しているケーブルが短くて少し苦労しましたが、無事に乗り切りました。

それではまた、61号で。




お盆を挟んで更新が遅れました……すみません。さて、59号は「首を動かすためのパーツを取り付け、首(右)サーボモーターにID番号を書き込む」です。

1.パーツと手順の確認

最初にパーツを確認します。59号はパーツが多く、ネジの種類も多いので、慎重に確認します。スポンジとサーボケーブル(70mm)は今号では使わないので袋から出さずに保管しておきます。

保管しておいたサーボモーター見分けシール、テストポインター、ヘッドスタンド、ヘッドスタンドから取り外したサーボモーター、右ボディを用意します。

2.首(下)サーボモーターにマフラーリンク金具を取り付ける

マフラーリンク金具を用意し、両面を見て、ネジ穴の1つに「皿ネジ加工」されていることを確認します。

L字形サーボホーンを用意し、ネジ穴を確認します。

マフラーリンク金具の皿ネジ加工のある面を手前に向けて、L字形サーボホーンのネジ穴と合わせ、M2×6mm皿ネジで締めます。

いったん最後まで締めたあと、締め終わりから1/4~1/2周ほど戻してゆるめます。これは、金具が固定されてしまわないようにするためとのこと。ゆるめたら、マフラーリンク金具が動くか確認します。

右ボディを用意し、首(下)サーボモーターのシャフトのDカットと、L字形サーボホーンのDカットを確認します。マフラーリンク金具は右ボディの背面側に出しておきます。

Dカットの位置を合わせて首(下)サーボモーターのシャフトにL字形サーボホーンを、シャフトの高さまで差し込みます。

マフラーの背面側にくぼみとネジ穴があることを確認します。

マフラー背面のくぼみの範囲で、首(下)サーボモーターを回転させ、スムーズに動くことを確認します。

マフラーリンク金具をマフラーのくぼみにはめ、ネジ穴を合わせます。

M2×6.2mmステップネジで締めます。使うネジを間違えないように気を付けましょう。いったん最後まで締めたあと、締め終わりから1/4~1/2周ほど戻してゆるめます。

3.首(下)サーボモーターにネックサーボホルダーを取り付ける

右ボディの正面を手前にして置き、手前にある2つのネジ穴を確認します。

ネックサーボホルダーを用意し、2つのネジ穴を手前にして写真のように持ちます。

2つのネジ穴を合わせて、首(下)サーボモーターの上にネックサーボホルダーを置き、M1.7×24mmステップネジで締めます。

ネックサーボホルダーの中央にあるネジ穴を確認します。M2×6mmなべネジで締めます。ネジの種類が多くて確認が大変ですが、間違えないように慎重に使いましょう。いったん最後まで締めたあと、締め終わりから1/2~1周ほど戻してゆるめます。

4.ネッククランクアームをネックサーボホルダーに取り付ける

ネッククランクアームとブッシュを用意し、ネッククランクアームの穴にブッシュを差し込みます。

ネッククランクアームの三角の部分を下に向けて持ち、ネックサーボホルダーの中央の溝にはめます。

ネックサーボホルダーのネジ穴と、ブッシュのネジ穴の位置を合わせます。

M3×8mmなべネジで締めます。ネジ頭がパーツに接したら締めるのをやめ、締めすぎないように気を付けます。

5.サーボモーターにID番号を書き込んで動作テストをする

ヘッドスタンドと、51号でヘッドスタンドから取り外したサーボモーターを用意します。ヘッドスタンドの電源が[OFF]になっていることを確認して、サーボモーターのケーブルを接続します。シャフトにテストポインターを取り付けます。

電源スイッチを[ON]にし、LEDの[1]が点滅していることを確認して[TEST/SET]スイッチを1回押します。シャフトが左→右→元の位置と動くことを確認したら、[UP]スイッチを14回押してLEDの[10]と[5]を点灯させ、[TEST/SET]スイッチを長押ししてID番号を書き込みます。

いったん電源スイッチを[OFF]にし、再び[ON]にします。[UP]スイッチを14回押して、LEDの[10]と[5]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、テストポインターが回転することを確認します。

確認が終わったら、電源スイッチを[OFF]にして、テストボードからケーブルを外します。テストポインターも外します。サーボモーター見分けシールの「15」を用意し、シャフトの右に貼ります。残りのシールはあと1枚!

6.59号の組み立て完成!

半周ネジをゆるめるなど、首の組み立てがけっこう細かな作業でしたが、無事に59号の組み立てが終わりました。

それではまた、60号で。

冷感寝具を購入したとたん気温が下がったため、威力を体感できず……。さて、58号は「腰サーボモーターにID番号を書き込み、ボディに取り付ける」です。

1.パーツと手順の確認

最初にパーツを確認します。58号はサーボモーター(腰用)1つです。

保管しておいた保護シール、サーボモーター見分けシール、テストポインター、サーボケーブル(70mm)、ヘッドスタンド、右ボディを用意します。

2.サーボモーターにサーボケーブルを接続する

腰サーボモーターの4本のネジを抜いて裏ぶたを外します。右側のコネクタに、57号で提供されたサーボケーブル(70mm)を接続します。

コネクタとケーブルの付け根部分に保護シールを貼ります。

裏ぶたの円い穴にケーブルを通し、再び裏ぶたを合わせたら、輪ゴムで仮留めします。4本の長いネジはなくさないように保管しておきます。

3.サーボモーターの動作テストをしてID番号「12」を書き込む

ヘッドスタンドを用意し、電源が[OFF]になっていることを確認して、サーボモーターのケーブルを接続します。シャフトにテストポインターを取り付けます。

電源スイッチを[ON]にし、LEDの[1]が点滅していることを確認して[TEST/SET]スイッチを1回押します。シャフトが左→右→元の位置と動くことを確認したら、[UP]スイッチを11回押してLEDの[10][2]を点灯させ、[TEST/SET]スイッチを長押ししてID番号を書き込みます。

4.ID番号の書き込みの確認と動作テストをする

いったん電源スイッチを[OFF]にし、再び[ON]にします。[UP]スイッチを11回押して、LEDの[10]と[2]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、テストポインターが回転することを確認します。

確認が終わったら、電源スイッチを[OFF]にして、テストボードからケーブルを外します。テストポインターも外します。サーボモーター見分けシールの「12」を用意し、シャフトの上に貼ります。残りのシールはあと2枚!

5.腰サーボモーターを右ボディに取り付ける

腰サーボモーターを用意し、仮留めしていた輪ゴムを外して裏ぶたを取り外したら、サーボケーブルを根元から外側に曲げて、クセをつけます。

右ボディを用意し、スピーカーステーの穴から出ている首(下)サーボモーターのケーブルを持ちます。腰サーボモーターの空いているほうのコネクタに接続します。

コネクタとケーブルの付け根部分に保護シールを貼ります。

スピーカーステーの穴から出ている音声認識ボードケーブルとスイッチケーブル、サーボケーブルが右側の切り欠きから出るように押さえます。このとき、ケーブルがスピーカーステーのケースの中でたるまないように気を付けます。

腰サーボモーターのシャフトを下にして、右に折り曲げてクセを付けたサーボケーブルも切り欠きから出るようにして、腰サーボモーターをスピーカーステーに近づけていき、組み合わせます。

保管しておいたサーボモーターの長いネジ4本を使って、腰サーボモーターを固定します。

ケーブルのたるみは、マイコンボードと腰サーボモーターの隙間に押し込みます。

6.ID番号の書き込みの確認と動作テストをする

ヘッドスタンドを用意し、電源が[OFF]になっていることを確認して、首の上から出ているサーボモーターのケーブルを接続します。

ボディを底面から見る向きで持ち、腰サーボモーター(ID番号「12」)のシャフトにテストポインターを取り付けます。

電源スイッチを[ON]にし、[UP]スイッチを11回押してLEDの[10][2]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、テストポインターが回転することを確認します。

テストポインターを首(下)サーボモーター(ID番号「13」)に取り付け、[UP]スイッチを1回押してLEDの[10][3]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、テストポインターが回転することを確認します。

確認が終わったら、電源スイッチを[OFF]にして、テストボードからケーブルを外します。テストポインターも外します。

7.58号の組み立て完成!

以上で58号の組み立ては完成です。ケーブルが短いのでテストはちょっと大変でしたが、無事に動作して良かったです。

それではまた来週、59号で。


100円ショップの着磁器でドライバーに着磁してみたら、すごい威力でした! さて、57号は「絵本スタンドのマストを組み立てる」です。

1.パーツと手順の確認

最初にパーツを確認します。サーボケーブル(70mm)は今号では使わないので、袋に入れたまま保管しておきます。特別付録の「Robi English Book①」も付いています!

56号で組み立てた絵本スタンドを用意します。

2.フロントマストにバックマストを取り付ける

絵本スタンドとバックマストを用意し、それぞれ6つのネジ穴を確認します。

絵本スタンド(フロントマスト)のネジ穴は円柱状になっています。

バックマストのネジ穴は円形のボスになっています。

フロントマストの背面にバックマストをはめます。下のほうのネジ穴は合っているのが見えづらいので、上2つを合わせましょう。

①右上のネジ穴をM2×6mmなべネジで締めます。

②左下のネジ穴をM2×6mmなべネジで締めます。ネジ穴が深いので、着磁器で磁気を強めたドライバーが活躍します。

磁気が弱くてドライバーにネジが付かない場合は、ネジ穴にネジをポトンと入れてから、ドライバーをネジ穴に入れて締める方法でもできます。

③中央右側のネジ穴を締めます。

④左上のネジ穴を締めます。

⑤右下のネジ穴を締めます。

⑥中央左側のネジ穴を締めます。

全体のネジを①~⑥の順番に締めます。手応えが固くなったら締めるのをやめて、締めすぎないように気を付けましょう。


3.57号の組み立て完成!

6カ所のネジ締めだけで、あっという間に57号の組み立てが完了しました~。

57号は「English Book」も付いているので、Q-boとレッスンしたいと思います!

それではまた来週、58号で。