モノボックス編集部を作るにあたり、どうしても欲しかったのが、レーザーカッターです。レーザー光を使って、板材や紙を切断したり、表面に焼き目を付けたりといった加工ができるツールです。ファブラボ(Fab Lab)をはじめとしたモノづくりの拠点では、「3Dプリンター」と並んで人気のツールですよね。
- 実際にレーザーカッターで作ったグッズの数々。板材を精緻にカットして収納グッズを作ったり、コースターに焼き目を付けたりできます(ネコのイラストは、イラストレーターのKAMさん提供)。
モノボックスを運営するジャムハウスは、『3Dプリンター革命 モノづくり・ビジネスが変わる! 』(水野 操氏著)という書籍を発行したほか、「週刊マイ3Dプリンター」(デアゴスティーニ・ジャパン刊行)の編集に関わったこともあり、3Dプリンターに触れたことはありましたが、レーザーカッターに触れる機会はなかなかありませんでした。
しかし先日、週刊アスキー(電子版)No.1098「特集 絶対買いたい大人のデジタルおもちゃ」にて、実際にレーザーカッター『FABOOL Laser Mini』を試用したことで、いきなり購入を決意するにいたりました!(この記事は、後に紙版のアスキームック 週刊アスキー特別編集『2017冬の超お買物特大号』にも掲載されています)
FABOOL Laser Miniのメーカー、株式会社smartDIYsさんからお借りしてみると、想像以上に使いやすいこと、正確な造形が可能なところが、とても魅力的に感じました。そして、標準モデルは5万円台で購入できるという安さも魅力です。従来、レーザーカッターと言えば、数十万円からの出費は覚悟する必要がありました。
上の写真は、試用したときに実際に作ってみたグッズです。初めての造形にしてはうまくできたと思っています。USBメモリー立てと、クリップケースは、MDF材を切り抜いて組み立てたものです。コースターは、100円ショップで購入した無地のものに、焼き目を付けて作りました。ネコのイラストは、イラストレーターのKAMさんにご提供いただいたもので、とってもかわいい仕上がりです!
さて、お借りした『FABOOL Laser Mini』は、組み立てた状態で届きましたが、実際に購入すると、バラバラのパーツが届いて、自分で組み立てることになります。編集部にも、ついに組み立てキットが届きました!
3Dプリンターに比べると、パーツ数は少ないですが、正確な造形をするには、正しく組み上げる必要があります。果たして上手く組み立てられるのか、期待とドキドキの気持ちを持ちつつ、次回から組み立ての様子をレポートします。
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