IchigoJamでLEDを点滅させてみよう

IchigoJamを使えば、ベーシック(BASIC)でプログラミングして、画面の中のキャラクターを動かしたり、ゲームを作って遊んだりできます。それ以外にも、周辺装置をつないで、コントロールすることが可能です。もっとも簡単な例は、LEDの電球を点滅させることです。

●用意するもの

  • LED 1本
  • ジャンパーワイヤー 2本

※ネットショップやパーツショップなどではLED100個入り300円、ジャンパーワイヤー50本入り100円などの価格で販売されています。


●組み立て手順

・本体のLEDと連動して点滅させる

IchigoJamの本体にも、LEDが付属しています。まずは、本体のLEDと外付けしたLEDが連動して点滅するように、接続してみます。

LEDにジャンパーコードをつなぎます。コードの色は何色でもかまいません。

※LEDの足が長い方がプラス、短かい方がマイナスになります。


LEDのプラスとIchigoJamの「LED」ポートをつなぎます。


LEDのマイナスとIchigoJamの「GND」ポートをつなぎます。

IchigoJamに、モニター、キーボード、電源を接続します。

LEDポートにつないだLEDは、次の命令で点滅させることができます。

・LEDを光らせる

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LED 1

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・LEDを消す

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LED 0

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IchigoJam本体のLEDと、接続したLEDが連動して点滅したら、成功です。

続いて、LEDを光らせて、一定の時間がたってから消す方法を試してみましょう。下のプログラムを入力して、「RUN」で実行してみましょう。

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10 LED 1

20 WAIT 60

30 LED 0

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LEDが約1秒間光って、そのあとに消えます。WAITの数字を変更することで、光る時間を変えることができます。

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10 LED 1

20 WAIT 60

30 LED 0

40 WAIT 60

50 GOTO 10

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LEDが1秒間隔で、点滅をくり返せば成功です。止めるには、ESCキーを押しましょう。LEDが光ったままになっている場合は、「LED 0」を実行してください。


・本体のLEDと交互に点滅させてみる

次に、本体のLEDとは独立して点滅するLEDをつないでみます。

両者のLEDが交互に点滅するようにしてみます。


LEDのプラスとIchigoJamの「OUT1」、LEDのマイナスとIchigoJamの「OUT2」をつなぎます。

OUT1とOUT2ポートにつないだLEDは次の命令で点滅させられます。

・LEDを光らせる

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OUT 1,1

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・LEDを消す

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OUT 1,0

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続いて、2つのLEDが交互に光るようにしてみましょう。

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10 LED 1

20 WAIT 60

30 LED 0

40 OUT 1,1

50 WAIT 60

60 OUT 1,0

70 GOTO 10

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2つのLEDが交互に点滅すれば、成功です。

この方法を利用して、次回はクリスマスイルミネーションを作ってみます。


・親子でベーシック入門 IchigoJamではじめてのプログラミング

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