冬季オリンピック真っ最中。冬は、ドキドキというよりハラハラする競技が多いように思います。さて、36号は「左股関節(下)サーボモーターにID番号を書き込み、左脚に取り付ける」です。今回はボリュームがありそうです。
1.パーツと手順の確認
36号のパーツはモーター1つです。
使用する保管パーツを用意します。保護シールと、サーボモーター見分けシール、テストポインター、ヘッドスタンド、35号で提供のサーボケーブル(70mm)と組み立てた左脚を用意します。※35号で提供された135mmのサーボケーブルはこの号では使いません。なくさないように保管しておきましょう。
2.35号で組み立てた左脚の動作チェックをする
35号で組み立てた左脚を用意し、ヘッドスタンドの電源が[OFF]になっていることを確認して、ケーブルをつなぎます。
ケーブルが短いので、脚が動いたときにケーブルが引っ張られないように、動作テストは脚を片手に持って行います。脚がどのように動くのか、どの位置を持ってテストを行うのか、事前に解説と写真を見て確認します。
電源スイッチを[ON]にします。まず左ひざ(ID番号9)からテストするので、[UP]スイッチを8回押してLEDの[9]が点滅することを確認し、[TEST/SET]スイッチを1回押してひざが動くことを確認します。
次は左足首(ID番号10)のテストです。[UP]スイッチを1回押してLEDの[10]が点滅することを確認し、[TEST/SET]スイッチを1回押して足首が動くことを確認します。
続いて左脚先(ID番号11)をテストします。ヘッドスタンドと足の向きを変えて持ちます。[UP]スイッチを1回押してLEDの[10]と[1]が点滅することを確認し、[TEST/SET]スイッチを1回押して足先が動くことを確認します。確認できたら、電源スイッチを[OFF]にして、テストボードからケーブルを外します。
3.36号のサーボモーターにケーブルを接続する
36号の左股関節(下)サーボモーターを用意し、4本のネジを抜いて裏ぶたを外します。右側のコネクタに、35号で提供されたサーボケーブルを接続します。
コネクタとケーブルの付け根部分に保護シールを貼ります。
裏ぶたの円い穴にケーブルを通し、再び裏ぶたを合わせたら、輪ゴムで仮留めします。
4.サーボモーターの動作テストをしてID番号「8」を書き込む
ヘッドスタンドにサーボモーターのケーブルを接続し、シャフトにテストポインターを取り付けます。
電源スイッチを[ON]にし、LEDの[1]が点滅していることを確認して[TEST/SET]スイッチを1回押します。シャフトが左→右→元の位置と動くことを確認します。
[UP]スイッチを7回押してLEDの[8]を点灯させ、[TEST/SET]スイッチを長押しします。ID番号の書き込みはすでに何回も行ってきましたが、確実に行いましょう。
5.ID番号の書き込みの確認と動作テストをする
いったん電源スイッチを[OFF]にし、再び[ON]にします。[UP]スイッチを7回押して、LEDの[8]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、テストポインターが回転することを確認します。
確認が終わったら、電源スイッチを[OFF]にして、テストボードからケーブルを外します。テストポインターも外します。
サーボモーター見分けシールの「8」を用意し、右側面の真ん中あたりに貼ります。
6.左股関節(下)サーボモーターを左脚に取り付ける
輪ゴムを取って、サーボモーターの裏ぶたを外します。この裏ぶたはもう使用しません。
左脚から出ているケーブルを、左股関節(下)サーボモーターの空いているほうのコネクタに接続します。
コネクタとケーブルの付け根部分に保護シールを貼ります。
左股関節(下)からのケーブルを、左ひざフレームの円い穴に内側から通します。
ケーブルを通しながら、サーボモーターをフレームにはめ込んでいきます。このとき、ケーブルを挟まないように注意します。
サーボモーターをフレームに押し込みます。シャフト面の上側(低い面)がフレームの縁より低く、シャフト面の下側(低い面)がフレームの縁と同じ高さまでしっかり押し込みます。
4本の長いネジで左ひざフレームとサーボモーターを固定します。
7.36号の組み立て完成!
左脚に4つのサーボモーターが取り付けられました。右脚同様、動作テストは次号で行うようですね。
それではまた来週、37号で。
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