シン・ゴジラのソフビ人形をIchigoJamで動かす[組み立て前編]

映画「シン・ゴジラ」を見た衝撃を忘れぬように、そしてあの造形美を手にしたいと、ソフビ(バンダイ:ムービーモンスターシリーズ)を購入しました。次に考えたのは、このゴジラを動かしたいということ。そこで、サーボモーター、DCモーターを組み込んで、IchigoJamでゴジラを制御することを目指しました。

【目標】

  • ゴジラの手をサーボモーターで動かす
  • DCモーターでタイヤを動かしてゴジラのすり足を再現する
  • 口に仕込んだLEDで放射火炎を再現する

以下は、主な素材の写真です。


【主な素材】

  • サーボモーター(SG90) × 2 (1個400円くらい)
  • ギヤボックス付きDCモーター(SODIAL DC 3V 0.3A 15RPM) × 2 (1個400円くらい。15RPM(毎分15回転)のゆっくり回転するモーターです)
  • 模型用タイヤ × 2 (3ミリのモーターの軸がはまるタイヤです)
  • MDF材 (100均のフォトフレームのもの)
  • LED × 1
  • ジャンパコード × 6
  • シン・ゴジラのソフビ
  • これ以外に、単4×2の電池ボックス × 2を用意しています。

いずれも、Amazonで購入可能なものです。

※写真に写っているボールキャスターは、結局使いませんでした(当初は尻尾の下に付けるつもりでした)。


[1]ゴジラの手足をいったん取り外します。

[2]背びれの左右と下側にカッターを入れて、上側だけ残します。

[3]ノドの奥にカッターを差し込み、胴体につながる穴を開けます。

(残酷なようですが、サカナをさばくように、テキパキと進めましょう)

[4]ジャンパーコードをつないだLEDを口から突っ込み、ノドの穴から背中側に抜きます。

(引っ張ったときに、ジャンパーコードが抜けやすいようなら、LEDの線とジャンパーコードをハンダ付けしておきます)

開いた背中側から、腕のあたりに2個のサーボモーターを押し込みます。

取り外した腕の穴から、サーボモーターのギヤがのぞくようにします。


腕の、胴体にハマっていた部分は切り取り、外側に見えているところだけを残します。


腕をサーボモーターのギヤに差し込みます。ちょうど、ピッタリハマります。

サーボモーターの見えているところは、あとで黒く塗ってやろうと思います。


単4×2の電池ボックス2つを直列でつないで、それぞれを左右の足に突っ込みます。


[1]MDFボードに2つのDCモーターとゴジラの足をのせて、サイズが合うようにカットします。

[2]DCモーターは、強粘着の両面テープで固定します。

[3]モーターの軸にタイヤを取りつけます。

[4]各モーターに、2本ずつのジャンパーコードをつなぎます。


ゴジラの足を、両面テープで、モーター台座に貼り付けます。足のところのタイヤをもうちょっと見えないように、隠してやりたいところではあります。

ここまででとりあえず、ゴジラの形に戻りました。次回は、ボードへの配線、そしてプログラミングに挑戦します。

(テキスト 池田利夫)

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