この記事では、文書作成ソフト「一太郎2017」を使って小冊子まるまる1冊を作った様子をお届けいたします!
初心者が作成、ということで『学んで作る!一太郎2017使いこなしガイド』も大活躍。こちらの参照したページもご紹介できればと思います。
完成したものがこちら。
いかがでしょうか? こちらすべてMADE BY 一太郎2017なのです。
今回は題材選びから文書スタイルの設定までをお伝えしていきます。
・題材選び
この小冊子は書店さんに置いていただくために作成しました。
なので「短編」で「よく知られた」作品でなければなりません。
そこで、青空文庫さんから梶井基次郎「檸檬」を拝借いたしました。
未読の方はぜひご一読を!
こちらは京都の丸善が登場するので書店さん向けにはぴったりかと。
ちょっとこだわりのチョイスなのでした。
・ルビをなんとかしよう
なんとかとは。
青空文庫さんからダウンロードしたテキストを
そのまま一太郎に貼り付けるとルビが《二重山括弧》で表示されます。
読むときにはありがたいルビことふりがなですが、
この小冊子作成にはご退場ねがいたいものです。
そこで、ヤフー先生に聞いたところ、「正規表現を使う」の記事が。(※タイトルから当該記事にとべます)
正規表現?と思いながらも、一太郎で置換のダイアログを開いてみました。
すると……
ありました!ここにチェックを入れて、いざ置換!
すっきりしましたね。まだ[#「がらくた」に傍点]などは残っていますがこれは後ほど。
これで次に進みましょう。
・文書スタイルをきめよう
これで素材の準備が整ったわけですが、
横書きでは想定する小冊子ぽくないですし、
紙の小説は縦書き派の筆者。
小説ぽくしたいのです。
そこで、「きまるスタイル」の出番!(使いこなしガイド167ページ)
ここで単行本から文庫本までさまざまな文書のスタイルを選ぶことができるのです。
この中からお手頃な文庫本スタイルを選んでみると……
一気に「ぽく」なりました!
ちなみに、「原稿」タブでは公募小説のフォーマットもあります。
さて今回はここまで。
お付き合いいただきありがとうございました。
次回は中扉についてお伝えいたします。
(ライター:K)
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