『PCNこどもプロコン2017冬』表彰式に行ってきました

PCN主催のプログラミングコンテスト、『こどもプロコン2017冬』の表彰式が、2月25日に開催されました。場所は、東京上野にある、国立科学博物館の講堂です。ジャムハウスも、協賛企業として参加しています。

コンテストに参加できるのは、小学生と中学生。「ソフトウェア部門」と「ロボット・電子工作部門」で、それぞれ優秀作品が審査されます。今回の応募総数はなんと80作品以上! その中からノミネートされた22作品が会場に展示され、自由に遊ぶことができました。PCNのスタッフは、全作品のソースコードまで見てノミネート作品を決めたのだそうです!

いずれの作品も、レベルが高くて楽しいものばかり。今回はその中から、「ロボット・電子工作部門」の受賞作をご紹介します。

■小学生部門

【最優秀賞】子供の初めての自動販売機(佐藤空汰さん[小学5年])

IchigoJam BASICを使った作品。コインを入れるとチロルチョコが買える自動販売機です。購入すると数字が動き出し、運が良ければもう1コもらえる、楽しい販売機です。

【優秀賞】きのこ・たけのこにょきにょき対決!(平野正太郎さん[小学6年])

きのことたけのこの可愛いキャラクターが登場。ボタンと距離センサーを操作しながら、画面の中の“スター”をゲットすると、画面の中のきのこ、たけのこがグングン・にょきにょきと成長します。さらにうまくいくと、なんと画面の上から大きなきのこやたけのこが飛び出すという、驚きの仕掛けが!

■中学生部門

【最優秀賞】良心に訴えろ! エスカレーター歩行防止システム

(森下知秋さん[小学4年]、佐々木ハナさん[小学6年]、原田崇志さん[中学1年])

エスカレーターを歩いて上り下りするのはキケンです。エスカレーターの模型が歩く振動を感知すると、警告のランプが表示され、さらに歩くと注意画面が表示され、エスカレーターが止まってしまいます。ふだんからエスカレーターを利用するときは気をつけようと、考えさせてくれる体験ができます。

【優秀賞】スマート枕(安藤春香さん[中学1年])

枕の上に横たわると「おやすみなさい」、枕から頭を上げると「おはようございます」、と声をかけてくれます。心地よい眠りと目覚めをサポートしてくれる装置です。

イベントでは、優秀賞のほかにスポンサー企業による協賛賞の発表、子どもたちが文字入力でロボットを動かす体験ができる、ワークショップなどが開催されました。

また、スポンサー企業によるブース出展も行われ、ジャムハウスもIchigoJamとMaBeeeの書籍を展示・販売いたしました。

とても楽しむことができ、子どもたちの発想に驚かされるプログラミングコンテスト。今後のイベントにも、ぜひともご協力していきたいと思っています。

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