『ロビ2』組み立て日記 (61号)

お久しぶりです。すっかり秋ですね。さて、61号は「ヘッドベースを取り付け、動作テストを行う」です。

1.パーツと手順の確認

最初にパーツを確認します。ネジの種類が多いので、間違えないように気を付けないとですね。また、ロビのパーツのほか、絵本スタンドのパーツもあります。

保管しておいたパーツを用意します。ACアダプター、バッテリー、右ボディ、下半身、電源制御ボード(ボトムボディカバー)、充電制御ボード、Q-bo(!)、絵本スタンドを用意します。盛りだくさんですね~。

2.2つのサーボホーンを取り付ける

スライダーサーボホーンを用意し、表面と裏面を確認します。Dカットの円の周囲がなめらかなほうが表で、二重円になっているほうが裏です。

右ボディを用意して、(14)首(左)サーボモーターのシャフトに、Dカットの位置を合わせてスライダーサーボホーンをしっかりと差し込みます。

続いてクランクサーボホーンを用意し、表裏を確認します。Dカットの円の周囲が二重円になっているほうが裏です。また、裏面は、2つのネジ穴部分が段差になっています。

右ボディを反対に向けて、(15)首(右)サーボモーターのシャフトに、Dカットの位置を合わせてクランクサーボホーンをしっかりと差し込みます。このとき、裏面の段差にネッククランクアームの先端をかみ合わせ、2つのネジ穴を合わせます。

M2×6mmなべネジ2本で締めます。

3.ヘッドベースを取り付ける

右ボディの背面を手前に向けて置き、ヘッドベースと写真のような位置関係にします。

ヘッドベースの中央の大きな円い穴に、右ボディの上から出ている音声認識ボードケーブルを通します。

右ボディの背面側にある切り欠きにヘッドベースの角を合わせ、ネジ穴を合わせます。M2×6.2mmステップネジで固定します。締めすぎを防ぐために、締め終わりから半周ほど戻してゆるめます。

右ボディの正面を手前に向け、ヘッドベースの先端にあるネジ穴と、ネックサーボホルダーのネジ穴を合わせ、M2×6.7mmステップネジで固定します。このネジも、締め終わりから半周ほど戻してゆるめます。

ヘッドベースの後方を持って、左右を上下に動かしてなめらかに動くかどうかチェックします。問題ないようです。

(14)首(左)サーボモーターのシャフトに取り付けたスライダーサーボホーンの楕円形の穴と、ヘッドベースの側面にあるネジ穴を合わせます。

M2×12mmステップネジで締めます。

ネジ頭がスライダーサーボホーンから4~5mmほど突き出る位置まで締めます。

4.「Q-boのココロ」(microSDカード)をロビにセットする

50号で完成したQ-boですが、Q-boのココロ(microSDカード)にロビのテスト用プログラムが入っているとのことで、いったん取り出します。

Q-boの電源がオフになっていることを確認して、Q-boのボディを左に回し、少し持ち上げて傾けます。ケーブルが接続されているので、そっと傾けましょう。

microSDカードを一度押し下げると浮いてくるので、まっすぐ上に抜いて取り出します。Q-boのボディはいったん組み合わせておきます。このとき、ケーブルを挟まないように気を付けましょう。

ロビの右ボディのマイコンボードを手前に向けて持ち、いちばん奥にあるmicroSDカードスロット(差し込み口)にmicroSDカードを差し込みます。microSDカードは、ロゴ面を上、金属面を下に向けます。

5.バッテリーを充電する

ロビの動作テストを行うために、まずバッテリーを充電します。充電のために基板類を扱うので、静電気や水ぬれ、衝撃などに気を付けて、広い机の上で行います。

まず、充電制御ボード(ボトムボディカバー)と下半身を用意して、電源制御ボードの端(写真では上)のコネクタに、下半身からの充電ジャックケーブルを接続します。表(金属が見えていない面)を上にして差し込みます。

バッテリーを用意し、逆の端(写真では下)のコネクタに接続します。裏(金属が見えている面)を手前にして差し込みます。

充電制御ボードを用意し、充電プラグケーブルのプラグを、ヒップカバーの底面にある充電ジャックに差し込みます。

ACアダプターを用意し、充電制御ボードのジャックに、ACアダプターのプラグを差し込みます。

ACアダプターをコンセントに差し込みます。すると、充電制御ボードの緑と赤のLEDが点灯します。

充電が終わると、赤のLEDが消えて、緑のLEDのみが点灯します。だいたい1時間くらいで充電できました。

充電が終わったら、ACアダプターをコンセントから抜き、充電制御ボードのジャックからプラグを抜きます。

ヒップカバーから充電プラグも抜きます。

下半身からの充電ジャックケーブルを電源制御ボードから抜きます。このとき、ケーブルのコネクタの根元を押して、ツメを上げて引き抜きます。バッテリーは接続したままにします。

6.動作テストを行う

マフラーの電源が[OFF]になっていることを確認します。

電源制御ボードの真ん中のコネクタに、右ボディからのスイッチケーブルを接続します。裏(金属の見えている面)を手前に向けて差し込みます。

片手にバッテリーと充電制御ボードを乗せて、右ボディを下から支えるように持ちます。右腕は下げておきます。

もう片方の手でマフラーを持ち、電源を[ON]にします。「テスト中だよ」というロビの声が聞こえて(初めてのロビの声!!)、ヘッドベースが上下に動き、右ひじが外に動きます。ひじが元に戻り、首が右を向いて上腕が外に動きます。上腕が元に戻り、肩の関節が回転します。元の姿勢に戻って、今の動きを繰り返します。

ちょっとカクカクした動きなのですが……動作テストでは、この動きで問題ないとのこと。マフラーの電源を[OFF]にします。

電源制御ボードからスイッチケーブルを抜きます。コネクタの根元を押して、ツメを上げて引き抜きます。同様に、電源制御ボードからバッテリーのコネクタも引き抜きます。最後に、ロビのマイコンボードからmicroSDカードを引き抜きます。押しても飛び出してこないので、フチをツメに掛けて抜きます。

Q-boにmicroSDカードを戻します。ボディを組み合わせる際、ケーブルを挟まないように注意しましょう。以上でロビの動作テストは完了です。

7.絵本スタンドを組み立てる

ここからは絵本スタンドの組み立てです。絵本スタンドとボトムパネル(絵本スタンド用)を用意し、6つのネジ穴とその上にある細長い2つの位置合わせガイドを確認します。

ネジ穴を合わせて、2つのパーツを組み合わせます。

底面を上にして、M2×6mm皿ネジ2本で固定します。

8.61号の組み立て完成!

久しぶりの組み立て作業でしたが、かなりのボリュームでした。無事に動作テストが終わってホッとしています。ロビの声、可愛いですね♪

絵本スタンドは次号で完成するようですね。

それではまた、62号で。

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