『ロビ2』組み立て日記 (60号)

しばらく不定期更新となりそうです。さて、60号は「首(左)サーボモーターにID番号を書き込み、首に取り付ける」です。

1.パーツと手順の確認

最初にパーツを確認します。60号はサーボモーター(首(左)用)1つです。

保管しておいた保護シール、サーボモーター見分けシール、テストポインター、サーボケーブル(70mm)、スポンジ、ヘッドスタンド、右ボディ、首(右)サーボモーター(ID番号「15」)を用意します。用意するものがたくさんですね!

2.サーボモーターにサーボケーブルを接続する

首(左)サーボモーターの4本のネジを抜いて裏ぶたを外します。左側のコネクタに、59号で提供されたサーボケーブル(70mm)を接続します。

コネクタとケーブルの付け根部分に保護シールを貼ります。

裏ぶたの左側の四角い穴にケーブルを通し、再び裏ぶたを合わせたら、輪ゴムで仮留めします。4本の長いネジはなくさないように保管しておきます。

3.サーボモーターの動作テストをしてID番号「14」を書き込む

ヘッドスタンドを用意し、電源が[OFF]になっていることを確認して、サーボモーターのケーブルを接続します。シャフトにテストポインターを取り付けます。

電源スイッチを[ON]にし、LEDの[1]が点滅していることを確認して[TEST/SET]スイッチを1回押します。シャフトが左→右→元の位置と動くことを確認したら、[UP]スイッチを13回押してLEDの[10]と[4]を点灯させ、[TEST/SET]スイッチを長押ししてID番号を書き込みます。

4.ID番号の書き込みの確認と動作テストをする

いったん電源スイッチを[OFF]にし、再び[ON]にします。[UP]スイッチを13回押して、LEDの[10]と[4]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、テストポインターが回転することを確認します。

確認が終わったら、電源スイッチを[OFF]にして、テストボードからケーブルを外します。テストポインターも外します。サーボモーター見分けシールの「14」を用意し、シャフトの左に貼ります。シールをすべて貼り終えました!

5.ネックフレームの隙間にスポンジを詰める

右ボディを用意して左側面を手前にして置き、首の上から出ている2本のケーブルを背面側(写真では右側)に寄せます。

ネックフレームの正面側の隙間にスポンジを差し込みます。

フレームから飛び出さない高さまで差し込みます。

6.首(左)サーボモーターを首に取り付ける

首(左)サーボモーター(ID番号「14」)を用意し、仮留めしていた輪ゴムを外して裏ぶたを取り外します。

首の上から出ているサーボケーブルを、空いているほうのコネクタに接続します。

コネクタとケーブルの付け根部分に保護シールを貼ります。

ネックホルダー左側にある大きな切り欠きに、音声認識ボードケーブル(太いほうのケーブル)を通します。

次に、首(下)サーボモーターを、シャフトが右下になる向きで持ち、サーボケーブルを右のほうに向けます。

ネックホルダーの右側にある小さな切り欠きに、クロスさせたサーボケーブルを通します。

下側の首から接続したケーブルと、上から出ているケーブルを挟まないように気を付けながら、首(下)サーボモーターをネックサーボホルダーと組み合わせます。このとき、音声認識ボードケーブルが右側(背面側)に寄っていて、左側(正面側)に隙間があることを確認します。

保管しておいたサーボモーターの長いネジ4本を使って、首(下)サーボモーターを固定します。

7.ID番号の確認と動作テストをする(その1)

ヘッドスタンドの電源が[OFF]になっていることを確認し、首の上から出ているサーボモーターのケーブルを接続します。

1)腰サーボモーター(ID番号「12」)をテスト

ボディを底面から見る向きで持ち、腰サーボモーター(ID番号「12」)のシャフトにテストポインターを取り付けます。電源スイッチを[ON]にし、[UP]スイッチを11回押してLEDの[10]と[2]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、テストポインターが回転することを確認します。

2)首(下)サーボモーター(ID番号「13」)をテスト

ボディを上から見る向きで持ち、[UP]スイッチを1回押してLEDの[10]と[3]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、ネックサーボホルダーが回転することを確認します。

3)首(左)サーボモーター(ID番号「14」)をテスト

首(左)サーボモーターのシャフトにテストポインターを取り付けます。[UP]スイッチを1回押して[10]と[4]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、テストポインターが回転することを確認します。

確認が終わったら、電源スイッチを[OFF]にして、テストボードからケーブルを外します。テストポインターも外します。


8.首(右)サーボモーターを首に取り付ける

首(右)サーボモーター(ID番号「15」)を用意し、4本の長いネジを抜いて裏ぶたを取り外します。4本のネジはこのあと使いますが、この裏ぶたはもう使用しないとのこと。

サーボケーブルのコネクタに貼っている保護シールをはがします。

基板が浮かないように基板のフチを押さえ、サーボケーブルを真上に引っ張って取り外します。引っ張って外すのって、けっこう緊張しますね……。基板が浮くこともなく、無事に外れました。外したサーボケーブルはもう使用しないとのこと。でも一応、保管しておくことにします。

今サーボケーブルを取り外したコネクタに、首から出ているサーボケーブルを接続します。

コネクタとケーブルの付け根部分に保護シールを貼ります。

ボディの背面を手前に向けて置き、上から見て、背面の右側にある切り欠きにサーボケーブルが通るようにして、首(右)サーボモーター(ID番号「15」)をネックサーボホルダーに組み合わせます。このとき、シャフトは背面側になる向きで合わせます。ケーブルを挟まないように注意して組み合わせましょう。

先ほど抜いた4本の長いネジで固定します。

9.ID番号の確認と動作テストをする(その2)

ヘッドスタンドの電源が[OFF]になっていることを確認し、底面側から出ている腰サーボモーター(ID番号「12」)のケーブルを接続します。腰サーボモーターのシャフトにテストポインターを取り付けます。

先ほどと同様に、

1)腰サーボモーター(ID番号「12」)

2)首(下)サーボモーター(ID番号「13」)

3)首(左)サーボモーター(ID番号「14」)

の順に動作テストを行います。確認できたら、首(右)サーボモーター(ID番号「15」)のテストを行います。

首(右)サーボモーター(ID番号「15」)のシャフトにテストポインターを取り付けます。[UP]スイッチを1回押して、LEDの[10]と[5]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、テストポインターが回転することを確認します。

確認が終わったら、電源スイッチを[OFF]にして、テストボードからケーブルを外します。テストポインターも外します。


10.腰サーボモーターのケーブルをマイコンボードに接続する

マイコンボードの左端のコネクタ(「BODY」と印字)を確認します。

左端のコネクタに、腰サーボモーター(ID番号「12」)のケーブルを接続します。

コネクタとケーブルの付け根部分に保護シールを貼ります。

11.60号の組み立て完成!

以上で60号の組み立ては完成です。動作テストの繰り返しが多かったですが、盛りだくさんでしたね! サーボモーターからケーブルを引っ張って抜くのがちょっと緊張したのと、動作テストの際、接続しているケーブルが短くて少し苦労しましたが、無事に乗り切りました。

それではまた、61号で。




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