お盆を挟んで更新が遅れました……すみません。さて、59号は「首を動かすためのパーツを取り付け、首(右)サーボモーターにID番号を書き込む」です。
1.パーツと手順の確認
最初にパーツを確認します。59号はパーツが多く、ネジの種類も多いので、慎重に確認します。スポンジとサーボケーブル(70mm)は今号では使わないので袋から出さずに保管しておきます。
保管しておいたサーボモーター見分けシール、テストポインター、ヘッドスタンド、ヘッドスタンドから取り外したサーボモーター、右ボディを用意します。
2.首(下)サーボモーターにマフラーリンク金具を取り付ける
マフラーリンク金具を用意し、両面を見て、ネジ穴の1つに「皿ネジ加工」されていることを確認します。
L字形サーボホーンを用意し、ネジ穴を確認します。
マフラーリンク金具の皿ネジ加工のある面を手前に向けて、L字形サーボホーンのネジ穴と合わせ、M2×6mm皿ネジで締めます。
いったん最後まで締めたあと、締め終わりから1/4~1/2周ほど戻してゆるめます。これは、金具が固定されてしまわないようにするためとのこと。ゆるめたら、マフラーリンク金具が動くか確認します。
右ボディを用意し、首(下)サーボモーターのシャフトのDカットと、L字形サーボホーンのDカットを確認します。マフラーリンク金具は右ボディの背面側に出しておきます。
Dカットの位置を合わせて首(下)サーボモーターのシャフトにL字形サーボホーンを、シャフトの高さまで差し込みます。
マフラーの背面側にくぼみとネジ穴があることを確認します。
マフラー背面のくぼみの範囲で、首(下)サーボモーターを回転させ、スムーズに動くことを確認します。
マフラーリンク金具をマフラーのくぼみにはめ、ネジ穴を合わせます。
M2×6.2mmステップネジで締めます。使うネジを間違えないように気を付けましょう。いったん最後まで締めたあと、締め終わりから1/4~1/2周ほど戻してゆるめます。
3.首(下)サーボモーターにネックサーボホルダーを取り付ける
右ボディの正面を手前にして置き、手前にある2つのネジ穴を確認します。
ネックサーボホルダーを用意し、2つのネジ穴を手前にして写真のように持ちます。
2つのネジ穴を合わせて、首(下)サーボモーターの上にネックサーボホルダーを置き、M1.7×24mmステップネジで締めます。
ネックサーボホルダーの中央にあるネジ穴を確認します。M2×6mmなべネジで締めます。ネジの種類が多くて確認が大変ですが、間違えないように慎重に使いましょう。いったん最後まで締めたあと、締め終わりから1/2~1周ほど戻してゆるめます。
4.ネッククランクアームをネックサーボホルダーに取り付ける
ネッククランクアームとブッシュを用意し、ネッククランクアームの穴にブッシュを差し込みます。
ネッククランクアームの三角の部分を下に向けて持ち、ネックサーボホルダーの中央の溝にはめます。
ネックサーボホルダーのネジ穴と、ブッシュのネジ穴の位置を合わせます。
M3×8mmなべネジで締めます。ネジ頭がパーツに接したら締めるのをやめ、締めすぎないように気を付けます。
5.サーボモーターにID番号を書き込んで動作テストをする
ヘッドスタンドと、51号でヘッドスタンドから取り外したサーボモーターを用意します。ヘッドスタンドの電源が[OFF]になっていることを確認して、サーボモーターのケーブルを接続します。シャフトにテストポインターを取り付けます。
電源スイッチを[ON]にし、LEDの[1]が点滅していることを確認して[TEST/SET]スイッチを1回押します。シャフトが左→右→元の位置と動くことを確認したら、[UP]スイッチを14回押してLEDの[10]と[5]を点灯させ、[TEST/SET]スイッチを長押ししてID番号を書き込みます。
いったん電源スイッチを[OFF]にし、再び[ON]にします。[UP]スイッチを14回押して、LEDの[10]と[5]が点滅することを確認します。続いて[TEST/SET]スイッチを1回押して、テストポインターが回転することを確認します。
確認が終わったら、電源スイッチを[OFF]にして、テストボードからケーブルを外します。テストポインターも外します。サーボモーター見分けシールの「15」を用意し、シャフトの右に貼ります。残りのシールはあと1枚!
6.59号の組み立て完成!
半周ネジをゆるめるなど、首の組み立てがけっこう細かな作業でしたが、無事に59号の組み立てが終わりました。
それではまた、60号で。
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