最近、ウェアラブルスピーカーが気になってます。さて、44号は「左ボディに左腕を取り付ける」です。右腕のときとの違いはあるのでしょうか?
1.パーツと手順の確認
最初にパーツを確認します。44号のパーツは右ボディカバー、サーボホーン(肩)、M2×4.5mm皿ネジ、そしてACアダプターです。ACアダプターは今回は使用しないので、箱から出して中身を確認したら、元に戻して保管しておきます。
保管しておいた保護シール、ヘッドスタンド、18号で組み立てた左腕、43号で組み立てた左肩サーボモーター(ID番号「19」)を用意します。
2.左ボディに左肩サーボモーターを取り付ける
左腕を用意し、左ボディカバーの半円の溝に左腕の肩連結金具を通し、円い穴に左腕からのケーブルを通します。いったんこのまま置いておきます。
サーボホーン(肩)を用意し、「0」の刻印とDカットの位置を確認します。この、刻印のあるほうが表です。
左肩サーボモーターのシャフトと、サーボホーンのDカットの位置を合わせて、しっかりと差し込みます。
仮留めしていた裏ぶたを外し、モーター線とハンダ部分を覆うように、保護シールを貼ります。保護シールが基板からはみ出さないように気を付けましょう。これは、右腕のときは行わなかった作業ですね。
左ボディカバーの円い穴から出ている左腕のケーブルを、空いているほうのコネクタに接続します。
コネクタとケーブルの付け根部分に保護シールを貼ります。
左肩サーボモーターのケーブルを、左ボディの切り欠きに通し、サーボモーターと左ボディを組み合わせます。右ボディとは切り欠きの位置が変わっていますね。ケーブルを挟まないように注意して組み合わせます。
保管しておいたサーボモーターの長いネジ4本を使って、サーボモーターと左ボディを固定します。
このとき、サーボホーンを取り付けた、シャフト側のネジ2本をしっかりと奥まで回し入れます。飛び出していると、サーボホーンが回転したときにネジにぶつかってしまい、故障の原因になります。
3.左肩サーボモーターに左腕を接続する
左腕の肩パネルの2本のネジを抜き、肩パネルを外します。
左肩サーボモーターに接続したサーボケーブルを外側(左腕側)に引き出しながら、左ボディカバーの円柱を左腕の穴に差し込み、くっつけて持ちます。
右腕の組み立て時もそうでしたが、片手での作業にけっこう苦戦しました。
引き出したサーボケーブルを、左腕の穴に押し込みます。ケーブルが傷つかないように、そっと押し込みます。
先ほど外した肩パネルを用意し、ケーブルを挟まないように注意しながら、再び取り付けます。
肩連結金具のネジ穴と、サーボホーンのネジ穴を合わせ、M2×4.5mmの皿ネジ2本で締めます。肩はよく動く部分なので、肩パネルの2箇所のネジ、サーボホーンの2箇所のネジをしっかりと締めて固定します。
4.サーボモーターの一ID番号の確認と動作テストをする
サーボモーターを連結したので、動作テストを行います。ヘッドスタンドを用意し、ヘッドスタンドの電源が[OFF]になっていることを確認して、サーボモーターのケーブルを接続します。右腕と異なり、左腕からのケーブルは長いので大丈夫だと思いますが、強い力で引っ張らないように気を付けます。
①ボディの正面を上に向けて、左腕をまっすぐに伸ばしたら、電源スイッチを[ON]にします。[UP]スイッチを18回押して、LEDの[10]と[9]が点滅することを確認したら、[TEST/SET]スイッチを1回押して、左肩の付け根部分が右→左と回転することを確認します。
②ボディの裏側を手前に向けて、[UP]スイッチを1回押して、LEDの[20]が点滅することを確認します。[TEST/SET]スイッチを1回押して、左上腕から先が下→上と動くことを確認します。
③[UP]スイッチを1回押して、LEDの[20]と[1]が点滅することを確認します。[TEST/SET]スイッチを1回押して、左ひじから先が下→上と動くことを確認します。
確認できたら、電源スイッチを[OFF]にして、テストボードからケーブルを外します。
5.44号の組み立て完成!
これで、44号の組み立ては完成です。左ボディに左腕が取り付けられました。
右ボディと並べるとこんな感じ。上半身が出来てきました。
それではまた来週、45号で。
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